【自己負担金】
1割負担で130円、3割負担で390円
【所要時間】
約5分
【検査前に必要な準備】
手首、足首、胸の衣服を捲り上げます。
【検査目的】
心臓の肥大があるか、不整脈があるか、等を調べる基本的な検査です。
【解説】
心臓の疾患に関わる検査の中でも比較的簡単に行えるので、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられます。心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を、体表面につけた電極から検出し、波形として記録します。
その乱れから病気の兆候などを読み取ります。この検査で異常が出たら他の検査も行い、それにより、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、心臓肥大、心膜炎、冠動脈不全、高血圧症、動脈硬化症などの発見をします。
【自己負担金】
1割で150円、3割で450円
【所要時間】
約1週間
【検査前に必要な準備】
使用方法を説明いたします
【検査目的】
携帯型の心電図記録器で、数日間携帯していただき、胸の症状が出現したときに記録してもらいます。返却後に解析することで狭心症や不整脈の有無を調べ、治療方針を決めます。
【解説】
毎日ではなく、時々出現する胸の症状が、心臓の病気によるものなのかを判定するのに有効です。お持ち帰りいただく前に使用方法を詳しくご説明します。
台数に限りがありますので最長1週間の貸し出しとしておりますのでご協力ください。
【自己負担金】
1割負担で800円、3割負担で2400円
【所要時間】
約20〜30分
【検査前に必要な準備】
測定用の電極をつけます。汗をかくので着替えて頂くことがあります。
【検査目的】
運動により心臓に負担をかけることで狭心症や不整脈が出やすくなるか、また運動能力がどの程度かを調べます。
【解説】
運動負荷心電図検査の方法の1つで、自転車のような装置で、ペダルをこぐことにより、心電図・症状を変化をみるものです。
【方法】
胸に心電図の電極をつけます。そして自転車のような機械のサドルに乗り、ペダルをこぎます。ペダルの踏む重さは変えることができ、体に与える負荷をその重さで調節し、心電図の変化を見ます。
労作性狭心症の場合、ある程度の運動を行うと心電図の変化や胸の痛みがでてくるので狭心症の診断がつきます。
【自己負担金】
1割負担で880円、3割負担で2640円
【所要時間】
約20〜30分
【検査前に必要な準備】
ベットに横になり胸まで衣服を捲り上げて頂きます。
【検査目的】
心臓の大きさ、構造、動き、肥大、弁膜症等を調べる検査で、心電図と並んで心臓の機能評価には必須の検査です。
【解説】
心エコーと言われている検査と同じです。超音波を出すプローブというものを胸にあてて、その超音波の反射波を画像化して心臓の大きさや形、動き、血液の状態を観察します。
苦痛もなく非侵襲的なものなので、安心して繰り返し検査を行えます。
【検査方法】
衣服は胸部が出せるように、開くか胸まで捲り上げます。手足に心電図の電極をつけます。ベットに左側を下にして約45度位の角度で横たわります。ゼリーを塗ったプローブを胸にあて、心臓の動き等を観察します。必要に応じて呼吸を止めて頂くことがありますが、ほんの数秒です。
【自己負担金】
1割で530円、3割で1590円
【所要時間】
約15〜20分
【検査前に必要な準備】
ベルトを締め、ズボンは腰骨まで下げます。上半身はみぞおち辺りまで衣服を捲り上げて頂きます。
【検査目的】
腹部の肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓等の内臓を観察し、形や血流の評価をして、働きの異常やガンなどのできものを探します。
【解説】
腹部超音波検査は、主に腹部の肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓を観察する検査です。これらの臓器以外にも胃腸・大動脈・子宮・卵巣・前立腺・膀胱など腹部の臓器は一通り観察できます。超音波の反射を画像にするので、放射線のような身体に対する影響は全くありません。薄暗い部屋の中でベットに横たわっているだけで、ぬるっとしたゼリー(超音波の通りをよくするため)を塗って行います。
【超音波とは】
人の耳に聞こえる音の範囲は大体20Hz〜20,000Hzです。これより周波数が高く、人の耳には聞こえない音が超音波といわれています。超音波検査では、3〜5Hz(=3,000,000〜5,000,000Hz)の高い周波数の超音波が体の中を通り抜けたり臓器に当たって反射してくる性質を利用して、体の断面像を見たり、病気の診断をすることができます。
【自己負担金】
1割負担で550円、3割負担で1650円
【所要時間】
約15〜20分
【検査前に必要な準備】
ネックレス等は外し、シャツ1枚になって頂きます。
【検査目的】
頚部の動脈(4本)の構造や血流の評価をして、動脈硬化の評価を行います。
【解説】
頚部にある総頚動脈、内頚動脈、外頚動脈、椎骨動脈にプラークや狭窄、閉塞がないかを調べ、虚血性脳血管障害を検査します。また、頚動脈はアテローム性動脈硬化の好発部位であり、血管の内中膜複合体(IMT)の厚さを測定することで、全身の動脈硬化を評価できます。
脳血管障害、虚血性心疾患、閉塞性動脈硬化などの予防や早期発見に有用です。検査は横になっていただき首にプローブをあてます。
呼吸機能(肺機能)の検査とは、肺がどの程度の働きをしているかを調べるものです。肺の働きは大きく分けると
@ 換気機能:空気を肺に出し入れする機能
A 呼吸機能:酸素を肺から血液中に送り込み、二酸化炭素を血液中から体外に運び出す機能
の2つがあります。肺機能検査は、このような肺の能力を測定する検査ですが、主に「換気機能検査」が中心になります。この検査の目的は、障害の原因を具体的に診断するというより、病気の種類や重症度を調べることにあります。肺機能検査が行われる主な病気には、肺気腫や気管支喘息、慢性気管支炎、肺線維症などがあります。
《閉塞性換気障害》
気道の内側が狭くなり、息を吐き出しにくくなる障害
【肺気腫】
肺を構成する”肺胞”が破壊される病気で、息切れなどの呼吸困難が主な症状です。50歳以上の男性がかかりやすく、多くは長期間の喫煙の結果として起こります。肺気腫には根本的治療方針がなく、悪化すると呼吸不全となり、酸素吸入をしないと生活できない状態になってしまいます。また、肺気腫になると肺がんにもかかりやすいと言われています。
【気管支喘息】
気道の内側が狭くなり、その結果突然咳が出て、ゼーゼー・ヒューヒューといった音を伴う呼吸となり、息苦しくなる病気。繰り返すことが特徴です。気道が狭くなる原因は、アレルゲンや患者さんの生活環境から生じる刺激物質などにより、気道が過敏反応を起こすからだと考えられます。
【慢性気管支炎】
何らかの原因で気管支に炎症が起き、慢性的に咳や痰などが繰り返される病気です。年齢が高くなるほど患者数が増加し、また、男性に多く見られます。喫煙や大気汚染などが誘因となります。
《拘束性換気障害》
胸郭(肋骨などによって肺を保護している空間)や肺の弾力性が低下し、肺が十分に拡張しない障害
【肺線維症】
肺を構成している”肺胞”が何らかの原因によって線維化して硬くなり、伸縮が困難になってしまう病気です。初めは息切れ、動悸などが現れ、痰や咳も出ます。進行すると、少し身体を動かしただけでも呼吸困難な状態になってしまいます。
【自然気胸】
肺を包み込んでいる胸膜の内側(胸腔)に空気が異常にたまってしまい、肺を圧迫する状態を気胸といい、外傷や医療が原因ではないものを自然気胸と呼びます。細身の若い男性に多く見られ、その大部分は肺胸膜の下の嚢胞が破裂して起こります。無症状の場合もありますが、多くは突然の胸の痛みや咳、呼吸困難などを訴えます。
当院の機器では『肺年齢』を調べることができます。
【自己負担金】
1割負担で190円、3割負担で570円
【所要時間】
約5〜10分
【検査前に必要な準備】
お名前をお呼びするまでお待ち下さい。入れ歯等は外して頂く場合があります。
【検査目的】
肺活量等の呼吸機能を評価して慢性呼吸不全があるかどうか調べます。
【解説】
体を動かした時の息切れがある場合、年齢的なものと自己判断しないでください。心臓・肺の病気が潜んでいる可能性があります。本検査はその肺の働きを調べるものです。肺の働きは呼吸によって酸素を体内に取り込み、不必要な二酸化炭素を体外に出すことです。息を吸うことは肺活量の大きさに左右され、吐くことは吸った息を一気に吐き出す能力に左右されます。この2つの大きな働きを計測することで、あなたの肺の働きが分かるのです。加齢に伴い肺の働きは低下してゆきますので、その曲線と比較してあなたの肺の働きが何歳相当なのかをあらわす『肺年齢』を計測することができます。
肺機能検査が行われる主な病気には、肺気腫や気管支喘息、慢性気管支炎、肺線維症などがあります。
【自己負担金】
1割負担で720円、3割負担で2,160円
【所要時間】
約3日間
【検査前に必要な準備】
使用方法を説明いたします。
【検査目的】
睡眠時無呼吸症候群の有無を調べる簡易型の器械です。就寝前から起床まで3日間装置していただき、返却後に解析することで無呼吸の重症度を判定します。
【解説】
昨今話題になっている睡眠時無呼吸症候群は、日中の眠気による社会生活の制限以外に、高血圧・狭心症等にも関わっているといわれ、疑わしい場合にはお勧めします。
お持ち帰りいただく前に使用方法を詳しくご説明します。台数に限りがありますので最長3日間の貸し出しとしておりますのでご協力ください。
【自己負担金】
1割負担で80円、3割負担で240円
【所要時間】
約5分
【検査前に必要な準備】
ガードル等きつめの服は脱いで頂きます。靴下を足首まで下げ、上半身はシャツ1枚になって頂きます。
【検査目的】
血管の弾力性と、血液の流れの障害となるような血管の狭い部分がないかどうか調べます。
【解説】
両手両足の血圧を同時に計測する検査です。歩行しているときに足が痛くなったりだるくなったりして、休むとよくなるような症状の場合、心臓から足に至る血管の一部に狭い部分(狭窄)がある可能性があります。この場合、痛くなる足の血圧が腕の血圧より低くなってしまいます。(腕の血圧より足の血圧は高いのが正常です)
これは閉塞性動脈硬化症という病気の可能性があります。治療法は確立していますので症状がある場合には早めに受けてください。
血管の弾力性は加齢に伴い低下していきます。各年齢の平均的な値とあなたの値を比較することでおおまかな血管年齢を算出することができます。
【自己負担金】
1割負担で140円、3割負担420円
【所要時間】
約5分
【検査前に必要な準備】
指輪等は外して頂きます。防護服を羽織っていただきます。
【検査目的】
骨密度を測定し、骨粗鬆症の判定をいたします。
【解説】
人差指の第二中指骨の骨密度を測定することで、全身の骨密度(骨の硬さ)を調べます。骨粗鬆症の早期発見に有用です。
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