内科、消化器科・循環器科の専門医。ひろさか内科クリニックです。

下肢動静脈超音波検査

【自己負担金】
1割負担で550円、3割負担で1650円

【所要時間】
約30分

【検査前に必要な準備】
下半身はズボンやスカート、タイツや靴下を脱いで下着のみ着用した状態でベッドに横になっていただきます。

【検査目的】
脚の動脈のつまりや、静脈の中に血栓ができていないかを超音波で観察します。

【解説】
足の動脈は足先に向かって血液が流れており酸素と栄養を供給しています。
その血管が途中で細くなって（狭窄といいます）血液が流れにくくなると酸素不足、栄養不足となります。
ある距離を歩くとふくらはぎに凝りや痛みを感じ、休むと痛みが改善して再び歩けるようになる症状が出てきます。
この症状を「間欠性跛行」といいます。このような症状のある方は、ぜひ検査を受けて下さい。

また、足の静脈は足先から心臓・肺に向かって血液が流れるため、
深部静脈に血栓が詰まると足からの血液の流れが滞って足にむくみが現れます。
血栓が足の静脈から肺動脈に詰まって肺血栓塞栓症を起こします。
足のむくみや痛みがある方は、検査を受けて下さい。